「ポンコツ一家」を読んだ。

ポンコツ一家」 にしおかすみこ著を読んだ。

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家族紹介にあるように

 

母、八十歳、認知症

姉、四十七歳、ダウン症

父、八十一歳、酔っ払い。

ついでにご本人のにしおかすみこさん

である。

 

にしおかさんが思うポンコツ家族のエッセーです。

 

うちは知的障害のある弟がいる家族構成。

そこまで多くは語られていませんが、

きょうだい児としてのにしおかさんはどんな気持ちなんだろう

という視点で読み進めました。

 

もし親の介護があったら、そちらも気になるかもしれませんね。

 

あとは、障害の子を持つ親の気持ち。

 

13 私の大事な話 での

ママの携帯電話の緊急連絡先の順番の話は、、、

自分も将来、そうなるのかなぁ、

(子どもとの関係性もあるるから家族ごとに違うとは思いますが、)

そんなことに思いをはせる内容でした。

(気になる方は、ぜひ読んで!)

 

お姉ちゃんの迷子話にでてくる親切な女性。

私は同じことができるだろうか、、、

 

あとがきには、

おかあさんにこの本のことを

「誰の役にたつ?誰が喜ぶんだ全く!」と言われていますが、

私は、読めてよかったです。

障害児を育てていて、将来のことは想像できないことも多いけど、

例えばうちの30年後はこんな感じかなぁとか、

分からないと不安だけど、

イメージを見せてくれたのが、ほんとありがたかったです。

にしおかすみこさん、書いてくれてありがとうございます!